空気中の放射能は安全か?

福島県は定期的の放射能の降下物を測定している。
しかしながら、過去のデータをHPに掲載しているだけで
空気中の放射能が体内に取り込まれた場合の被ばく線量については
何らの解説も注意喚起を実施していない。
しかも、単位がMbq/k㎡と分かりずらい・・・

子どもを持つ郡山市の男性からは以下のように心配している。、
『特に汚染度の高い中通りや南相馬市などでは
乾燥して風のある日の外遊びや、埃を舞いあがらせるような運動は、
自殺行為だと思います。
伊達市の再浮遊量は今でも尋常ではありません。
各地域の降下物はこちら
http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec_file/monitoring/etc/gekkankoukabutu25nendo.pdf


これに対し、小生からは観測している福島県の放射線監視室長に以下を要請

①測定結果だけをHPに掲載するだけでは無く、呼吸から吸引した場合の
  内部被ばく線量値に関する解説と規準値等も掲載すべき
  (過去データを掲載されても予防の観点からは全く意味をなさない)
②単位は分かりや数Bq/㎡にすべき
   (現在は国が使用しているMbq/k㎡を使用している・・・なぜ分かりぬく単位を使って
  国民の目を欺こうとする意思がありあり・・・・母親や子ども達にも理解できる単位を)
③PM2.5のように、乾燥した風の強い日には注意報(学校や幼稚園等に)出すべき。


更に以下の質問を環境を専門としている東大M教授にぶつけた
【質問】食物以外の浮遊物からの吸引による内部被ばくに対しの規定は無く
     今後は風の強さや地面の乾燥具合からもPM2.5のような放射性物質の浮遊物に対する
    注意の喚起を気象庁(又は環境省)あるいは福島県が出すべきだと考えるが・・



【M教授からの回答】
問題は、降下物は測っているが大気中濃度があまり測られていないことです。
これは濃度が低すぎて、専門の研究者でないとなかなか測れない、
というのが実態なのですが、福島市での代表的な値としては、
3月に私が世話人代表となって筑波大で開催した公開WSの資料(下記のスライド15)

http://www.ied.tsukuba.ac.jp/hydrogeo/alltsukuba/documents/20140316WS/20140316WS_group01.pdf

にも収録した、福島大の渡辺明先生の測定によって、
現在は0.0001Bq/m3程度、2011年夏~秋で0.001Bq/m3程度とされています。
他に茨城県日立市や千葉県柏市での測定もされており、
こうした桁であることは確認されています。
これに呼吸量(成人で20m3/日程度)を乗じると、
現在の中通りの濃度の100倍でも、まだ1日1ベクレルには達しないことがわかると思います。

但し、測定法(というか試料の採取方法)の性質上、
強風で砂ぼこり(こういう大きめの粒子は試料採取時に除くよう
になっている場合が多いです)が舞い上がったような状況
は反映しきれていないかもしれません。

測定値だけでなく、内部被ばくの推計値も一緒に掲示した例としては、
私が助言した千葉県柏市の例

http://www.city.kashiwa.lg.jp/soshiki/080800/p013005.html

があります。
最も濃度が高い除染作業中で、大気中濃度が約0.001Bq/m3、
その環境に1年間ずっといた場合の被ばく線量は
成人の場合で0.003mSvといった数値があります。

     ----回答終わり----
  
1歳児程度の子どもの背丈を考えれば、地上20~30cm程度
(しゃがんで遊んでいる場合は10cm程度)のところで測定すべき・・・
又風や観測地点及び周辺の土壌の種類等は考慮されるべきで
芝生、砂地、粘土質地、周辺の山林の有無、除染の前・後、周辺の線量値に対する
関係や強風時と微風や無風時との比較
雨の日と晴天時(乾燥時)の比較・評価や考察が必要であり
現在、東大・M教授に調査依頼を依頼している。

又内部被曝に換算するICRPの換算係数(Bq→mSv)が
矮小化(1/5~1/10程度?)されている可能性もあり、
これについてはICRPの委員に検討を依頼中・・・・



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