国連科学委員会への公開質問と回答

【国連科学委員会(UNSCEAR)2020レポートへの公開質問】
                                            

国連科学委員会はUNSCEAR 2020レポートを発刊し、『将来にわたり被ばくを直接原因とするがんなので健康影響が増加する可能性は低い』として、日本語のプレスリリースを発表し、日本のメデイアや国民にミスリードを誘導した。                          このレポートには多くの疑問がある為、【公開質問】として、2021年9月下旬にUNSCEARに提出したところ、3週間後に回答が届いたので、その内容について報告いたします。
尚、実際に質問した内容の一部(別紙や英文部分等)は、この報告書からは省略しています。

【UNSCEARへの疑問・質問】

1.初期の経口摂取線量の過少評価
【質問1】                                                           「UNSCEARがモニタリングデータによる詳細な評価を組み合わせて、より現実的で頑健な推計を行った」としていますが具体的記述はありません。以下の事実①~⑥について、UNSCEARはどう評価しましたか?

①浪江町民が津島に避難した3月12日以降、避難先で路地野菜の炊き出しを食べた。
   (3月15日、38km北西部の雑草は123万Bq/kg(注1))
注1:この雑草と同じ汚染の野菜を幼児が200g摂取した場合に甲状腺等価線量は51.7mSv。400g以上摂取すれば100mSvを超える。

②3月16~17日の川俣町の原乳(ヨウ素131は1,190~1,510Bq/kg、3月20日は最大で5,300Bq/kg)が福島県内でヨーグルト加工し出荷。(注1)
⇒原乳2L(毎日200ml×10日(注2))で約1万Bq。乳児で甲状腺等価線量が60mSv程度(4Lなら120mSv) 
注2:3月21日:出荷制限(ホウレンソウ、原乳)   
   3月23日:出荷制限、摂取制限(ホウレンソウや小松菜等葉物野菜)

③未公開福島県中央卸市場データ(3月19日)
福島市のアサツキ       ・I-131  48,000Bq/kg ・I-132 76,000Bq/kg     
※出荷制限なし(注2)      ・Cs-134 64,000Bq/kg ・Cs-137 64,000Bq/kg      
 大玉村のホウレンソウ(注3) ・I-131  43,000Bq/kg ・I-132 73,000Bq/kg     
 ※3月23日まで流通     ・Cs-134 90,000Bq/kg ・Cs-137 89,000Bq/kg 

福島県内各地で10,000Bq/kg以上の野菜が3月22日まで出荷されていた。
詳細は以下Our Planet TVのURLを参照ください。
 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2597

出荷制限の3月23日まで大玉村のホウレンソウ―(注3)と同等レベルの汚染された野菜を1日 200g(大人は400g)摂取すれば、13日(爆発は12日)から23日までの11日間のI-131の平均汚染度は19日(8日目)の約1.1~1.15倍程度と想定されるので

例1:幼児が1日200gを摂取した場合の甲状腺等価線量は43,000×0.2×12日×1.15=118,680Bq
      118,680Bq×2.1E-06 Sv/Bq=249mSv                         
   ( 注:摂取量が400gになれば2倍の498mSv)

例2:大人が1日400gを摂取した場合の甲状腺等価線量は 
      43,000×0.4×12日×1.15=237,360Bq
      237,360×4.3E-07=102mSv 
    (注:摂取量が800gになれば204mSv)     
      いずれも甲状腺等価線量は100mSvを超える

④福島県の基本調査結果はどのように線量評価に反映しましたか?               
 避難地域住民は40シナリオの中にランダムに取り入れたようですが、ランダムでは高線量被ばく者が漏れている可能性もある。
 又汚染された野菜が流通していた中通り地区住民はどのように評価されましたか? 具体的なデータを開示し解説ください。

⑤事故後10日間廃棄処分の牛乳を3世帯で飲んでいた。
原乳2リットルで約1万Bg。乳児だと甲状腺等価線量が60mSv程度 (4L飲めば120mSv)

⑥京都大・今中氏の飯館村個別訪問インタビュー結果                      
(3月15,16日何をしていたか、何を食べたか、いつ避難したか?)              
 住民の答えが以下              
・給水を待つ間に屋外で飲食した。                                  
・当時淡水魚を食べていた。           
・イノシシを食べた。

尚、飯館村住民は摂取制限が出る3月22日まで高濃度に汚染された路地野菜を食べた事が想定される。

【質問2】
「食品のモニタリングデータによる詳細な評価も組み合わせて、より現実的で頑健な推計を行った」(150)とありますが、いつ、どこで、誰が何をどのように測定したのか等全ての具体的なデータを開示ください。                                          
特に初期被ばくのI-131に関する出荷制限の3月23日までのデータを開示ください。

2.吸入摂取量の矮小化
【質問3】                                                           避難地域の対象者の40のシナリオの選定方法に関する以下の疑問(①~⑤)についてUNSCERARの見解をお聞かせください。

①40のシナリオでのサンプル抽出が10万人以上の避難者の全てを表しているとは言えない。対象数シナリオが40と少なすぎ、高線量被ばく者の存在等全容が見えにくく、データを意図的、恣意的に捻じ曲げていないか?

②甲状腺がんの関係を追及するなら高線量被ばく(内部被ばくも含めて)の地域住民を主に対象とすべき?又少なくとも対象者の数は当時の住民の人口にも比例させるべき。

③比較的線量の低い相馬市、楢葉町、小高地区、川内村住民を多数対象としているが恣意的なデータ改ざんに当たらないか?

④線量の高い、避難地区となっている浪江町(特に津島地区)、双葉町、大熊町、飯舘村、川俣町山木屋地区の住民を重点的に対象とすべきではないか?

⑤質問1の①や質問4の①~④の住民は40のシナリオに含まれているか?

【質問4】                                                           1号機のベントや水素爆発後の以下(①~④)の住民の被曝線量値(内部被ばく+外部被ばく)をどう評価したのかのデータ等を具体的に開示ください。
・1号機のベント :3月12日 14:30頃
・1号機水素爆発:3月12日 15:16
①爆発当時300人が北西3kmの双葉町役場に残っていた。
②双葉町民の一部は12日12:00~18:00に避難開始。
③双葉町民の一部には13日以降に避難した住民もいた。
④原発から北西部にあたる浪江町赤字木地区は3月16日には最大170μSv/hであった。津島地区も100μSv/hを超えていた。(3月13日には220μSv/h程度と予測)

【質問5】                                                           初期被曝(ヨウ素)は外部被ばく(Cs)から推定していますが、地域によっては外部被ばく線量(Cs)とは必ずしも比例していない地域(最大で30倍の開き)があり(森口教授らの論文)ますが、その事を考慮しているか等、I-131に関する線量評価方法を開示ください。     UNSCEARではその比率はいくらにしているのでしょうか?

この係数(倍率)によって吸収摂取量は大幅(最大30~100倍まで)に変わり、内部被ばく(甲状腺等価線量)に関するUNSCEARレポート結果は大幅に変えざるを得ません。  
放医研の栗原治氏のパワーポイント(注4)によれば、I-131とCs-137との比率がいわきでは18.7倍程度、川俣では4.6倍程度、飯舘では3倍程度といったデータがでています。
注4: https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/50320.pdf

注5:以下の8行は新たに判明し追記したもの(公開質問には含まれていない)
更に東電発表の報告書では50倍。
                                  
元東大・森口氏らの以下の論文では栗原氏らの倍率よりも更に高い数値が出されています。https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0265931X19309920

『この論文のFig5におけるBはBase(基本)、PはPlume Specific(プルームごとに固有のI/Cs比を設定)、Kは放医研のKimさん(栗原さんチーム)の先行研究の意味で、Bは10倍にて甲状腺等価線量を算出。UNSCEARはI-131とCs-137との比率は独自の計算を行っており、I/Cs比については、BよりもPに近い条件で計算しているとの事。避難のシナリオは、Kをもとにさらに細分化したものを使ったはずです』との情報を得た。

【質問6】                                                           40シナリオだけの被ばく線量値を平均化する事は被ばくの実態全容を表しているとは言えません。レポートのTableA12及びTableA13の避難期間の線量評価(経口及び吸入摂取による内部被ばくと外部被ばく線量値)のすべてのシナリオの計算過程やサンプルも含めた詳細データを開示ください。特に初期被ばくが大きいと思われる地域住民はどのように抽出されているのでしょうか?

【質問7】                                                           避難者への甲状腺内部被ばくモニタリング基準13,000cpm(甲状腺等価線量:100mSv相当)に関し、政府事故調のヒアリングで当時現場に立ち会った放医研の立崎氏は『かなりの割合で13,000cpmを超えていた。』と説明しています。この事は相当数の避難者の甲状腺等価線量が100mSvを超えていた事になります。

1)UNSCERARはこの事実を40のシナリオの中ではどのように評価しましたか?
2)基準値を3月14日以降10万cpmに引き上げましたが、この基準値変更をUNSCEARは正しい判断だったと評価しますか?
3)又10万cpmは甲状腺等価線量で何mSvと判断しますか?計算方法を開示ください。
4)基準値を上げた事によって多くの住民の初期内部被ばくの実態は把握されずに、闇に葬られたままになっていますが、UNSCEARとしてこの事実を、報告書では触れていません。アンフェアではないかと思いますが、UNSCEARとしての見解をお聞かせください。
 
※あまりにも多くの住民が13,000cpmを超えたので、3月14日以降、放医研(福島県)は 『10万cpmに達しても0.17mSvに過ぎない』(注6)とし、17日には10万cpmに引き上げた通知文書を出し、「避難者はどんな値でも問題ない」とされてしまった。             この結果、避難住民の初期内部被ばくの実態は把握されずに、闇に葬られたままとなった。

注6:放医研の細井 義夫.福島県のスクリーニングレベル引上げについての証言も重要。立崎氏の証言と一致。
   https://www8.cao.go.jp/genshiryoku_bousai/fu_koukai/fu_koukai_2.html

【質問8】(質問7と関連)                                                   3月24日~30日に政府によって実施された1,080人のスクリーニングで、甲状腺等価線量で100mSv※を下回った為に、全体的に問題ないとして、その後のスクリーニングを中止。 この一連の役割を当時放医研の明石氏らが深く関与(注7)しています。
更に、UNSCERA2020レポート作成にも関与しています。この事実によってUNSCEARの中立性や信頼性が揺らいでいます。(多くの専門家や市民が危惧)本件に対するUNSCEARの見解を聞かせてください。 
 
注7:以下の一連の重要な役割を果たしたのが『放医研』(明石氏ら)
・「10万cpmでも0.17mSv」の文書作成に関与。                          
・「半減期の問題で測る時間が残されていない」と政府に進言
・放医研は被害の過少化や測定中止へ働く
・UNSCEAR2020レポートに放医研の明石氏が深く関与 
 (上級技術顧問、日本人作業部会で文献調査を指揮)
 ⇒自らの不作為を消し去る為のマッチポンプとも受け取られていますが、UNSCEARとしてはどのようにお考えでしょうか?

3.線量推計値の矮小化(係数を1/2)
【質問9】                                                           放射性ヨウ素の体内摂取量から甲状腺に集まる係数をICRP係数の1/2 を採用し、以下の ①~③の理由で被ばく線量値を矮小化したと考えます。本件に対するUNSCRARの説明を聞かせてください。                        
※日本人は西洋人に比較し昆布の摂取量が多い為に甲状腺に集まる放射性ヨウ素が甲状腺に集まるのは西洋人(注8)の半分(15%)とした。                         
注8:西洋人は30%としている。
 
①最近の研究(2015年学術誌論文:K5)によると「特に若い人に食事パターンの変化に伴い、ヨウ素不足が徐々に増加しうる」とある。
②日本人が放射性ヨウ素を摂取した場合に甲状腺への取り込みは、16.1±5.4%や,12.8±5.7%とした。この時の被験者は15人及び6人のみで、日本人全体の平均とは言えない。
③福島県によるとがん患者の尿中の安定ヨウ素は1Lあたり「100μg」台と少なかった。
  (日本人は300μgと言われてきた。)

4.内部被ばくの線量評価(線量係数)の矮小化
【質問10】                                                          内部被ばくの線量評価に関するICRPの線量係数について、UNSCRARはどのように評価しましたか?
・例えば放射性微粒子がホットスポット的に集中し、被ばくが生じる不均一被ばく時の内部被ばくの実効線量の計算方法について開示ください。特に線量係数について (電離を受けなかった細胞を「吸収線量」を臓器毎にする平均化する手法採用)
・黒い雨裁判の判決ではICRP勧告・見解(内部被ばく等)を否定
・ECRR,矢ケ崎氏(琉球大名誉教授)、西尾氏(元北海道がんセンター所長)等多くの有識者や市民からの不信感。
・ICRPの甲斐委員は7年前に見直しを検討すると小生に回答

5.外部被ばく線量値の矮小化
【質問11】                                                          以下の①,②に関するUNSCEARの見解をお聞かせください。
①各自治体の外部被ばく線量値の平均値では個人の被曝線量の実態を示せない。各自治体毎の最大被ばく線量値(95パーセンタイル)と最少被ばく線量値も示すべき。

②個人線量測定時のバックグラウンド値は過剰に引き過ぎている。
バックグランド値は空間線量値ではなく子ども達が装着している状態のオンファントムで測定した線量値を採用すべき。また子ども達の行動パターンも考慮すべき。

  ⇒バックグラウンド値は0.54と0.63 mSvとしているが ⇒0.24mSv程度が妥当(注9)
注9:詳細は以下をご覧ください。
https://nimosaku.blog.ss-blog.jp/2021-04-22
https://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/003/302/01/N000/000/000/161906861162644080329.pdf

6.甲状腺がんの多発は放射線の影響
①UNSCEAR2013年報告による甲状腺がんのリスクの記述
UNSCEAR noted a theoretical possibility that the risk of thyroid cancer among the group of children most exposed to radiation could increase and concluded that the situation needed to be followed closely and further assessed in the future. However, thyroid cancer is a rare disease among young children, and their normal risk is very low.  
                
【質問12】                                                          上記の甲状腺がんのリスクの記述がありますが、具体的にその根拠等を解説ください。

②A129では、0.2%(約200人強?)程度は100mGyの被曝をしたと推定。        
【質問13】                                                          この根拠となるデータ等を開示し、詳細に解説ください。

③パラグラフ220,221で事故時5歳までのグループでは放射能に起因した甲状腺がんが 約16~50例になると推定。
【質問14】                                                          この根拠についてデータ等を開示し、詳細に解説ください。

④福島県の評価部会ではUNSCAER2020レポートの線量評価には問題が多いとして、 UNSCEARレポートの採用を否定。  
【質問15】                                                          何故否定されたとお考えでしょうか?UNSCEARの見解をお聞かせください。

⑤日本国内の4つの論文(津田氏、加藤氏、土岐氏等)では甲状腺がんの発症には地域差があるとしている。
【質問16】                                                          これらの論文の根拠があいまいとして無視し、明石氏らの関与により鈴木元氏や福島医大の大平論文を主に採用した理由を開示ください。

⑥チェルノブイリ原発事故後に生まれた、35,000人の子ども達(1998~2000年実施)の超音波検査で甲状腺がんはゼロでした。(福島では10万人中38.3人)          
【質問17】                                                          上記結果から福島での甲状腺がんは過剰診断ではないと断言できますが、UNSCEARの見解をお聞かせください。

⑦UNSCRAR2020レポートの日本語のプレスリリースで読売新聞は「将来にわたり被ばくを直接原因とするがんなどの健康影響が増加する可能性は低い」としています。「影響があったとしても統計的に検出できない」ではなく、「放射能の影響がないと評価した」と誤読を誘導し、上記①~③やレポートの215,218とも矛盾しています。
【質問18】                                                         1)何故UNSCRARは事実と異なる事を日本のメデイアにプレスリリースをし、日本国民に誤ったメッセージを与えるようなミスリードを誘導したのでしょうか?これはUNSCEARの公式見解でしょうか?
2)改めて正しい情報を日本語でプレスリリースする必要があると思いますが、その予定は ありますか?

7.日本作業グループの役割 
【質問19】                                                           日本作業グループが2020レポートの執筆はしていないという事ですが、詳細分析には日本作業グループが強く関与しているので、都合のよい論文やデータを恣意的に選択して結論を誘導していないでしょうか?また、明石氏は鈴木元氏との私的なつながり(共同論文多数)があり、鈴木氏の論文を優先的に採用した事実が無いかを検証すべきですが、UNSCEARとしての見解をお聞かせください。

8.UNSCEARの中立性への疑問
【質問20】                                                      UNSCERARの中立性についてUNSCEARの見解をお聞かせください。UNSCEARの内情をよく知る元WHO放射線・公衆衛生顧問キース・ベーヴァーストックが2014年11月に来日し、日本外国人特派員協会での記者会見スピーチ要旨が以下。

『委員のほとんどは、経済的重要性の高い原子力推進プログラムを持つ各国政府の指名制で、これらの政府はまたUNSCEARに資金も提供している。原子力産業ロビーに批判的な声をあげてきた研究者でUNSCEAR報告書の作成に関与している人はいない』

※外務省がUNSCEARの報告書作成に、2013年度約7000万円の資金を提供。2017年度には改訂版作成のため新たに7000万円拠出。被災者たちが日本政府を訴えた裁判で、日本政府の拠出金によって作られた報告書を「中立で」「国際的に権威ある」「科学的知見」として日本政府の弁護に使っていることになる。

【お願い】                                                         UNSCEAR 2020レポートに関し、多くの専門家や市民の疑問に答えくださる事に感謝いたします。そして、その疑問解決の為には情報共有化が欠かせません。世界中の政府、地方自治体、専門家、メデイアそして市民が正しく情報共有する為にはUNSCEARのHP上(Web上)に日本語と英語のQ&Aのサイトを至急準備して頂くようお願いいたします。また、至急日本語版の発刊もお願いいたします。

We strongly request UNSCEAR to prepare the English and Japanese Q&A web site (UNSCEAR HP) as same as ICRP shares all public comment at its website. By operating the open Q&A web site, UNSCEAR will be recognized as fair and reliable committee. 
Please preparethe abovementioned web site soon, we can also assist this important work. Your prompt action and reply would be highly appreciated.
Best regards,

【翻訳機による英訳は以下】
 ICRPがすべてのパブリックコメントをウェブサイトで共有しているのと同じように、UNSCEARに英語と日本語のQ&Aウェブサイト(UNSCEAR HP)を作成するよう強く要請します。 オープンなQ&Aウェブサイトを運営することにより、UNSCEARは公正で信頼できる委員会として認められます。 上記のウェブサイトをすぐに準備してください、私たちはこの重要な仕事を支援することもできます。 迅速な対応と返信をいただければ幸いです。               
よろしくお願いします。 
 

【国連科学委員会(UNSCEAR)からの回答】
UNSCEARへ提出していた公開質問への回答が3週間後に届いた。一つ一つの疑問や質問には答えず、12月リリース予定のthe 23 electronic attachmentsを見て欲しいとの回答。
the 23 electronic attachmentsは公開質問のすべてに答えるものになるとは思えず、その場限りの不誠実な回答との印象。
UNSCEARの中立性を一般論として強調はしているものの、個々の内容の問題点や疑問点に関する決定プロセスについての具体的説明には触れられていません。都合のよい論文やデータだけを恣意的に集めて、公平・中立に議論しても、もともと偏った論文やデータでは結論も偏ることになる事は明らかです。これではUNSCEARの中立性を信じる事はできません。
また公開質問のQ&AもHPに掲載すべきとの要請には直接は答えず、新しいサイトに作り変えるとの回答でした。今後も多くの方がUNSCEARに公開質問する事を期待いたします。

  
Dear Mr T,

Thank you very much for the additional questions and comments provided on the UNSCEAR 2020 report, Annex B. These are very valuable inputs for the UNSCEAR outreach activities the secretariat is planning to organise in 2022 in Japan.
You commented on the UNSCEAR dose assessment of the evacuees and permanent residents of the areas affected by the FNDPS radioactive fallout, the risk assessment for thyroid cancer caused by radiation exposure, and also raised issues on the role and mission of the Japan Working Group, on the neutrality of UNSCEAR in this study, and on necessity for UNSCEAR to prepare a Q&A site in both English and Japanese.
I am pleased to answer in the order on the points raised:

On the technical substance
You asked questions mostly of methodological nature. The answers to the methodological questions are only depicted in the UNSCEAR report (advance copy) released in March 2021 (https://www.unscear.org/unscear/en/publications/2020b.html). Much more detailed information is contained in the 23 electronic attachments which are currently being edited prior online publication (scheduled in December 2021). These attachments include both detailed description of methodologies used and numerous tables with the input data, results and uncertainty analysis.
I would suggest that you familiarise with the content of relevant electronic attachments as soon as they are released, where I believe you may find most of the answers. If some questions/comments pertain we will be happy to respond.

Role and mission of the Japan Working Group
Partner experts and institutions nominated by Japan supported this UNSCEAR evaluation and the expert group in particular by:
a. identifying relevant scientific and technical publications and research plans;
b. responding to requests for literature by the Committee and the expert group;
c. interpreting published information and helping obtain detailed explanations of protocols and methodologies, on request;
d. providing technical comments on drafts of the report to the Committee.

Neutrality of UNSCEAR in this study
Over 30 international experts from 12 Member States and observers, worked on and 13 critical reviewers reviewed the report. In addition, the 67th Committee attended by over 200 participants reviewed and adopted the report. I would like to recall that the delegations are requested to nominate for each UNSCEAR session and according to the governing principles for the Committee’s work, representatives, alternates and advisers on the basis of their scientific qualifications and experience and are to perform scientific evaluations in accordance with established scientific procedures and values.

These experts are expected to, inter alia, have in-depth knowledge and experience with regard to a broad range of relevant scientific and technical issues related to radiation science, stay abreast of scientific developments and foster effective support nationally. They are also to act independently and to discharge their duties without bias in relation to external pressures or interests that may be in conflict with the Committee’s procedures and tasks. Furthermore, they are to act with integrity and to respect matters of intellectual property.

Necessity for UNSCEAR to prepare a Q&A site in both English and Japanese
As mentioned in my previous correspondence, the existing UNSCEAR website has a section on public Q & A (https://www.unscear.org/unscear/en/faq.html) and we are in a process of creating a new UNSCEAR website in line with the UN guidelines, scheduled to be finalised by 1Q 2022. I thank you once again for your suggestions, which will consider in due course.

With best wishes,

Borislava Batandjieva-Metcalf (Ms)
Secretary
United Nations Scientific Committee on the Effects of Atomic Radiation (UNSCEAR)
Vienna International Centre, PO Box 500
Wagramer strasse 5
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Email: borislava.batandjievametcalf@un.org
Website: http://www.unscear.org


【翻訳機を使った日本語訳】
Tさん、
UNSCEAR 2020報告書、附属書Bに追加の質問とコメントを提供していただき、ありがとうございます。これらは、事務局が2022年に日本で組織する予定のUNSCEARアウトリーチ活動にとって非常に貴重な情報です。

FNDPS放射性降下物の影響を受けた地域の避難者と永住者のUNSCEAR線量評価、放射線被ばくによる甲状腺がんのリスク評価についてコメントし、日本作業部会の役割と使命についても問題を提起しました。この研究におけるUNSCEARの中立性、およびUNSCEARが英語と日本語の両方でQ&Aサイトを準備する必要性について。提起されたポイントの順番でお答えできることをうれしく思います。

技術的実体について
あなたは主に方法論的な性質の質問をしました。方法論的な質問への回答は、2021年3月にリリースされたUNSCEARレポート(事前コピー)(https://www.unscear.org/unscear/en/publications/2020b.html)にのみ示されています。
より詳細な情報は、現在オンライン公開前に編集されている23の電子添付ファイル(2021年12月に予定)に含まれています。これらの添付ファイルには、使用された方法論の詳細な説明と、入力データ、結果、および不確実性分析を含む多数の表の両方が含まれています。

関連する電子添付ファイルの内容は、リリースされたらすぐに理解しておくことをお勧めします。ほとんどの答えが見つかると思います。いくつかの質問/コメントが関係する場合、私たちは喜んで答えます。

日本ワーキンググループの役割と使命
日本が指名したパートナーの専門家と機関は、このUNSCEAR評価と専門家グループを特に以下によって支持した。
a.関連する科学的および技術的出版物と研究計画を特定する。
b.委員会および専門家グループによる文献の要求に対応する。
c.公開された情報を解釈し、要求に応じてプロトコルと方法論の詳細な説明を取得するのに役立ちます。 d.報告書の草案に関する技術的コメントを委員会に提供する。

この研究におけるUNSCEARの中立性
12の加盟国とオブザーバーからの30人以上の国際的な専門家が取り組み、13人の批評家が報告書をレビューしました。さらに、200人以上の参加者が参加した第67回委員会が報告書を検討し、採択しました。代表団は、UNSCEARセッションごとに、委員会の作業の統治原則に従って、科学的資格と経験に基づいて指名するよう求められ、科学的資格と経験に基づいて科学的評価を行うことを思い出したいと思います。確立された科学的手順と価値。

これらの専門家は、とりわけ、放射線科学に関連する幅広い関連する科学的および技術的問題に関して深い知識と経験を持ち、科学的発展に遅れずについていき、全国的に効果的な支援を促進することが期待されています。彼らはまた、独立して行動し、委員会の手続きや任務と矛盾する可能性のある外部からの圧力や利益に関連して偏見なく職務を遂行するものとします。さらに、彼らは誠実に行動し、知的財産の問題を尊重することです。

UNSCEARが英語と日本語の両方でQ&Aサイトを準備する必要性
以前の通信で述べたように、既存のUNSCEAR Webサイトには公開Q&Aに関するセクション(https://www.unscear.org/unscear/en/faq.html) があり、新しいUNSCEARWebサイトを作成中です。国連ガイドラインに沿って、2022年第1四半期までに最終決定される予定です。 今後検討される提案に改めて感謝します。
よろしくお願いします。

Borislava Batandjieva-Metcalf(Ms)秘書













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