エネルギー基本計画意見書提出

第6次エネルギー基本計画に対し以下パブリックコメントを提出した。十分に吟味する時間も無いので一般論とし、後半部分は原自連が提出した内容の一部を参考に(ほぼ丸写し)提出した。

その内容が以下。締め切るは10月4日の23:59.

◆原発事故で被災した福島県民として原発の再稼働や増設は絶対に認めるわけにはいきません。大多数の国民の意見を無視し続ける経産省ではなく、納得のいくエネルギ基本計画とすべきです。その為にも国民各層との対話を進めていくために、双方向のコミュニケーションを一層強化していく必要があり、日本全国でNUMOが実施しているようなタウンミーチングを実施するようお願いいたします。

◆2013年12月から1ヶ月間行われたエネルギー基本計画のパブリックコメントは約19,000件集まったが、そのうちの94.2%が脱原発を望んでいた。現状維持・推進はたった1.1%に過ぎなかった。経産省はパブコメの結果の詳細を広報しないため、朝日新聞が全てを情報公開請求で入手し公表している。国民との対話、双方向のコミュニケーションを謳うのであれば、まずパブコメの結果の詳細を広報すべきであり、経産省が選定した人材ではなく、全国各地で公募しタウンミーティングを開催すべきです。

◆また、このパブリックコメントを単なるアリバイつくりとする事なく、すべての意見を公開すべきです。

◆原発コストの算出も福島原発の廃炉や汚染水処理、賠償金や除染費用等が70兆円との試算もあり、新規原発の設置コストの上昇、原発の稼働率や稼働原発数を実態に合わせて算出すれば、現在の2倍以上になり、他の再生可能エネルギーの数倍にもなり採算が取れない事は明らかです。他国との産業競争力は低下の一途で、明らかに政府のエネルギー政策の失敗が日本国家の競争力の低下を招えています。エネルギー政策の転換こそが国家の競争力向上には必須です。

◆2030年への電源構成で「再生可能エネルギー36~38%」は現状追認であり評価できません。この目標値は欧州・中国等各国に比べ異常に低く、日本は世界の流れから2,3周遅れていることを深刻に受け止め、「2050年再エネ100%」を見すえ、2030年に向け「50~58%」の導入目標を示さないと意味がありません。

◆再生可能エネルギーは、安全性、経済性、環境負荷、エネルギー安全保障(S+3E)の点で最も価値があり、名実ともに主力電源として、最優先で最大限導入するべきです。

◆そのための実効性あるルールの整備が必要不可欠です。旧来の考え方の「ベースロード電源」とされてきた原子力発電と石炭火力の送電系統への優先接続を改め、再生可能エネルギー電気の出力抑制を禁止するとともに無条件の接続を国が保証すべきです。

◆太陽光、風力について、昼夜や風の有無の変動への電力調整には、バッテリーと揚水型発電所を活用することとし、水素やアンモニア変換設備の拡充も含めて国家戦略として推進するべきです。自然エネルギーのうち、太陽光発電が最もコストが安く効率性が高いので最大活用すべきです。特に有望な営農型発電を推進するため、農地の一定割合に導入する義務付けや融資面の支援を行うべきです。太陽光発電は営農型を優先し、土砂災害の元凶となるような自然破壊型の大規模開発を禁止しなければなりません。

◆このような政策努力を重ね、日本は省エネルギー・エネルギー利用の効率化を進めつつ、自然エネルギーの地産地消を伴う地域分散型エネルギーシステムへと急転換していくべきです。

◆原子力発電について、「新増設」は世論が許さず、今回も記載しなかったのは当然のことです。一方、今回も「可能な限り原子力発電依存度を低減する」としたにもかかわらず、「原子力20~22%」と前回計画の数値を維持したのは矛盾と言わざるを得ません。一刻も早く最もコストがたかう危険で環境破壊する原発をゼロにする事です。

◆この数値を達成するには、寿命40年を超える老朽原子力発電所も含めて、全ての原子力発電所を再稼働する必要があり、これはあまりに危険で非現実的と言うほかありません。しかしながら40年原則は守られず延長を重ねています。また、原子炉等規制法に反し検査・審査の停止期間を40年の運転期間から除外しようとしています。

◆巨大地震が想定される中、原子力規制委員会は不完全な規制基準のもと原子力発電の安全を保証できません。原発のコストは必須の安全対策工事、賠償、廃炉などで激高です。原発は発電の時以外の、ウランの採掘、建造、冷却、廃炉等で膨大なCO2を排出し、大量の熱水放流で海水によるCO2吸収を妨げています。国はこうした多大なリスクを抱える原子力発電から脱却することを直ちに宣言し、速やかに「原発ゼロ社会」への移行プロセスに入るべきです。

書き方等については以下をご覧ください。
https://nimosaku.blog.ss-blog.jp/2021-09-29







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