コロナ禍の中、原発の即時運転停止を

以下たんぽぽ舎のメルマガの一部を転載


原発災害 3密対策棚上げ 屋内避難 被ばく防止と両立困難
「新型コロナ感染拡大中の今、原発の即時運転停止を」 6/18「東京新聞」より抜粋

原発事故の際の避難計画や防護措置に新型コロナウイルスの「3密」対策が十分盛り込まれていないことが明らかになった。
原子力防災担当の内閣府は「放射能防護と感染防止の両立を」と通知したが具体策は示さず、原発立地自治体の対策も実質的に空白の状態。
放射能対策と感染防止を両立する手段は見いだせていない。(中略)

関係者が特に頭を悩ますのは屋内退避のルールだ。内閣府は6月上旬に自治体に通知した「感染症流行下での防護措置の基本的な考え方」で、屋内退避の場合は「被ばく回避を優先する」と明記。「原則換気を行わない」とした。

だが、換気しなければ3密状態になる。学校の授業中などに事故が起きた場合、大勢の人が密閉空間での屋内退避となり、コロナ感染拡大の懸念が高まる。

現在国内では九州電力と関西電力の3原発5基が稼働する。九電の玄海原発を抱える佐賀県玄海町役場の担当者は「放射能対策と換気の
兼ね合いは困難」と苦渋を隠さない。

バスによる避難でも、内閣府指針は「人との距離の確保やマスク着用、手指衛生」などを求めながら、座席間隔や消毒手法などは自治体任せだ。(中略)

事故の際は緊急事態対策の拠点となる「オフサイトセンター」に国の原子力防災専門官や自衛隊、警察らが詰め、緊急対応に当たる決まり。
放射性物質を防ぐため、ドアなどの密閉性を特に高めた「3密」状態の施設だ。

内閣府は「手洗いや離れて座るなどの対策は取るが、まず原子力事故の収束に全力を尽くすのが大事」として、施設の運用指針をコロナ向けに改正する考えは「ない」という。

だが、東京電力福島第一原発事故のように事態収拾が難航し対応が長引けば、施設内で感染が拡大、事故対応自体が難航する可能性もある。

米ゼネラル・エレクトリック社出身の原子力コンサルタントの佐藤暁(さとし)氏は「本来両立が難しい3密対策と放射能防護策を自治体任せにし、具体策を講じない国の姿勢は問題」と批判。新型コロナで原発の運転リスクは高まっている」と警鐘を鳴らす。

日本科学者会議が声明

新型コロナ感染拡大下の原発のリスクに関しては日本科学者会議が4月下旬、「新型コロナ感染拡大中の今、原発の即時運転停止を
求める」と題した声明を発表した。

声明は「原子力施設がひとたび事故を起こせば放射性物質防護のために屋内退避が不可欠で『密室』をつくらねばならない。新型コロナ対応
とは相反する条件となる」と指摘。「避難場所自体で感染爆発、修羅場となりかねない」と警告した。

事故対応や日常の運行管理でも閉鎖空間で働く要員に感染者が発生すれば「勤務体制がたちどころに崩壊し緊急時対応体制や安全運転
体制の崩壊につながりかねない」としてリスク管理策は不可欠と主張。「稼働中の原発の運転停止を求める」とした。
(6月18日「東京新聞」朝刊1面より抜粋)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/36274

日本科学者会議【声明】2020年4月23日
「新型コロナウイルス感染拡大中の今、原子力発電所の即時運転停止を求める」
http://www.jsa.gr.jp/03statement/JSAseimei_20200423_genpatsu.pdf





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