環境創造センターからの回答

2か月前に福島県環境創造センターに質問と要請をしていたところ
以下の回答が届いた。

回答するまで2か月間の時間を与えていたのは
検討に時間を要するだろうとの考慮からだったが
内部で抜本的な検討した様子もなく失望する回答であった。

質問・要請は以下ご覧ください。
https://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2018-12-11



  ---以下回答を転載ーーー

×× ×様
福島県環境創造センター
総務企画部長××

「展示方法の見直しについて」要望に対する回答
平成30年12月10日付けでメールにて要望ありました事項について、下記のとおり回答します。
また、これとは別に、12月19日に××様が当職に電話でお話されていました「風化はさせては
いけない。
そのためには情報発信力を強化すべきだ。」との御意見につきましては、まさにその通りであり
ますので、これからも情報発信の充実・強化に努めてまいる所存であることを申し添えます。

                       記
【質問1】
名前からしておかしい。環境再生(または回復)・創造センターならわかる。
再生や回復を置き去りにして、何を創造するというのか?
”放射能”環境創造センターならわかるが、放射能の言葉もないし、創造だけで過去の反省
もない・・・

【回答1】
本施設は、放射性物質に汚染された環境を早急に回復し、県民が将来にわたり安心して暮ら
せる美しく豊かな環境を創造するという基本理念のもとに「福島県環境創造センター」という
名称に決定されました。


【質問2】
広島の原爆平和祈念館のように風化を防ぎ、人間の犯した過ちの反省を前面に出したもっと
リアルな展示をすべきだ。
国や東電、原子力マフィアの意図に沿った、極めて恣意的・意図的、風化センターといった
感がする。

【回答2】
当センター交流棟(コミュタン福島)は、本県の現状や放射線に関する知識、当センターで取り
組んでいる調査研究成果について、来館者に対して情報を発信する施設です。
このうち「ふくしまの3.11から」のエリアでは、東日本大震災と原子力災害、その後の復旧・
復興の様子について紹介しています。
他にも、2011 年3 月の新聞縮刷版を閲覧できる端末を昨年末に「探るラボ」に整備しました。


【質問3 】
何を子ども達に伝えたいのか?原発事故を起こした反省がまったく無い。
反省があっての未来であり創造だが、ここではいきなりの創造なのだ。

【回答3】
コミュタン福島の来館者(子どもも含む)に対しては、まず「ふくしまの3.11から」のエリアで
東日本大震災と原子力災害、その後の復旧・復興の様子を、次の「ふくしまの環境のいま」の
エリアで本県の現状について展示しています。それを踏まえて、放射線に関する知識を深めて
いただくエリア「放射線ラボ」と、原子力に依存しないふくしまを実現するための取り組みを紹介
するエリア「環境創造ラボ」を御覧いただけるようになっています。


【質問4】
展示物の説明文も小さく、子ども達が短時間で理解できる内容のものでは無い。
子ども達に伝えるべき事は以下の二つではないか・・・
①原発事故の過酷さを直視(写真や映像中心に)させ、原発の恐ろしさを伝え、二度とこのような
原発事故を起こさない為に原発に頼らない福島県・日本を作る為にどうあるべきかを学ばせる事。
②放射能汚染された福島県で生活する為にはどのような事に気を付けるべきかを学ばせる事。
その為に政府や県、市町村がどう取り組んできたか(しているか)を教える事のはずだが・・・

①については責任論も反省もなく、できるだけ被害を小さく見せたいとの意図が働いているように
感じる。これでは子ども達に過酷事故(人災であること)の真実が伝わらず、原発に頼らない社会
のあり方が理解できない。
②については、すっぽり抜けて十分とは言えない。

【回答4】
展示物の説明文につきましては、来館者が少しでも理解を深めていただけるように努め、必要に
応じて見直しを検討してまいります。
なお、コミュタン福島とは別に、東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故の記録や
教訓を後世に伝える「アーカイブ拠点施設(震災記録施設)」の整備を双葉町に進めているところ
であり、2020 年夏に開館の予定となっています。


【質問5 】
避難者の数や放射線被ばく(原発事故後4か月間)に関する数値も曲解されるような
(情報操作!)数値で真実を発信しているとは言えない。
展示物の数字の出し方にも、安全だと錯覚させるような表現方法が多い。
福島県自ら、原発事故の風化を加速させている・・・
『福島県原発事故風化センター』ではないかと思うほどだ・・・

【回答5】
避難者数や放射線被ばくの数値は、避難元市町村や県の担当課が集計して取りまとめた
ものをそのまま紹介しているものです。


【質問6】
放射線はもともと自然界にもあり、ここ福島は放射線量が下がり、もう福島は大丈夫ととれる
メッセージが多い。
被ばくの数値はバックグラウンド値を差し引いた”追加被ばく線量”と明記すべきだし、4か月間
で1 mSv 以下としていかにもICRP のいう年間1 mSv 以下だったという誤解を生じさせる表現
方法。4か月間で1 mSv 以下が何%あったという表現ではなく、1年間で1 mSv 以上、
あるいは× mSv 以上が何%もあったという表現の方が妥当であろう・・・

【回答6】
上記でも説明していますが、コミュタン福島で紹介している数値は県の担当課等が公表している
ものです。
表現方法が紛らわしくて誤解を与えているとの御指摘につきましては、県の担当課とも調整の
うえ今後の対応を検討させていただきます。


【質問7】
避難者の数は43,038人となっていた。福島県避難者支援課に問い合わせたところ、
この数値は各自治体への登録者の人数を集計しているだけという・・・
原発事故当初の避難者数は16万人だったはず。今元の住所の[※「に」の誤り]戻った人は
1~2万人だろう。
その差14~15万人から4.3万人を差し引いた約10~11万人はどこに消えたのか?
その実態を福島県は掴んでいなかった。移住したのか?定住先を見つけたのか?
福島県を信頼できずに、自ら生き抜くことを決断し登録することを止めたのか?!
登録する事にメリットが無ければ登録を止める事になろう・・・
統計から漏れた避難者を福島県はどうやって支援するのだろうか?
切り捨てられる避難民は多い・・・
福島県の人口は原発事故以来約15万人は減少している・・・
会津若松市と喜多方市が消えた勘定だ・・

環境創造センターの説明員はこの数値(43,038人)は福島県から入手した数字だから
正しいと強調する・・何の疑問を持たない説明員には呆れるばかり・・・
これが福島県環境創造センターの実態だ!

【回答7】
避難者数につきましては、県の担当課が公表している数字を「ふくしまの環境のいま」の
コーナーで紹介していますが、この数字は避難元市町村が把握している人数の報告をもと
に計上したものです。
しかしながら、避難者数の変動の要因までは提供されておらず、結果として丁寧な説明を
することができませんでした。
今後は、県の担当課からコミュタン福島に情報を提供してもらうことにより、来館者からの
問い合わせ等にも的確に対応できるよう努めてまいります。













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