保健物理学会への再質問

一昨年9月に福島県内、とりわけ二本松市の個人線量測定の
問題点(デタラメ)について
保健物理学会に問い合わせていた。
昨年1月に保健物理学会はHPで小生への回答を公開した。
その内容は以下をご覧ください。
http://www.jhps.or.jp/cgi-bin/report/page.cgi?id=46


しかしながら、この回答の全て、特に結論は飛躍しすぎており
小生の質問に直接答えていず、納得いくものでは無かった。
その後、他の専門家等の意見も聞いたり、
二本松市や市議会等との調整等に1年間費やし
1年後の昨年12月に保健物理学会に再質問した。
回答は2月以降になるだろう・・・・

この問題はメディアやジャーナリストも問題視始めた・・・


  ---以下保健物理学会への再質問メールーーー


一般社団法人 日本保健物理学会
 会長 甲斐 倫明さま


小生の問題提起に関し、真摯にご検討いただき、その結果をWeb上に掲載頂いた事に
感謝申し上げます。

この回答の一部には違和感を感じ、特に結論には矛盾を覚えました。
その後小生の検証結果(論考?)や保健物理学会の回答等について放射線の複数の
専門家等にも意見を頂いたり、二本松市(アドバイザーの意見)に再度問い合わせたり、

市会議員等とも相談したりしているうちに今日に至ってしまいました。
ある放射線防護の権威的立場の専門家からは、追加外部被ばく線量値には必ずバック
グラウンド値(BG値)も併記すべきとの意見を戴いております。

保健物理学会から戴いたご回答に関しての質問やコメント等は別途送付いたしますが、
小生の以下の検証結果『個人線量測定で明らかになった事』も纏め直しましたので改めて、
保健物理学会として再考して頂きたくお願いいたします。

【個人線量測定で明らかになった事】
https://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2018-07-17

2020年の東京オリンピックまでに、原発事故が無かったものにしたいという政府
方針のもと、放射線被ばく、避難解除、汚染水の海洋放出、仮設住宅の取り壊し
モニタリングポストの撤去等で原発事故が葬り去られようとしています。
現状の問題を認識し、何らかの形で政府、学会、国際機関等で統一した個人線量
測定の規準を策定できないかと思ってます。

学会の立場から検証いただき何らかの統一規準案を策定して頂く事は、今後政府、
国際機関等への影響は大きいものになろうと思います。
場合によっては二本松市はじめ他の市町村からのヒアリング等実施し現状把握を
して頂きたくお願いいたします。
そして最終的には二本松市(他の市町村も)に修正と謝罪をさせる事です。

科学は真実でなければなりません。
有った事を無かった事にする事は許されません。
隠された真実を検証・報道して頂きたくお願いいたします。

伊達市の個人線量測定に関する論文の不正も明らかとなりました。
今度は二本松市の個人線量測定のデタラメについて検証する事が大事かと思います。


以下は『二本松のみなさまへ』として市民に配布したチラシの内容です。

原発事故以来、子ども達の生活が激変し、親御さんともども甲状腺がんへの
不安を抱えたり罹患しながら将来への不安等大変なストレスを持ちながら生活
しているのが現状です。
二本松市としても原発事故発生以降、子ども達に個人線量計を配布し、外部
被ばく線量(バックグラウンド値を差し引いた追加外部被ばく線量)を測定し、
その結果を子ども達に通知しています。

しかしながら、二本松市のバックグラウンド(BG)値(原発事故前の自然放射
線量)は、1.02mSv/y~1.26mSv/y(年度毎に異なる)と他の市町村(福島市と
伊達市は0.54mSv/y)と比較しても過剰に差し引いています。
原発事故前の二本松市のBG値は0.49mSv/y(空間線量値)程度でありま
すが、人体の前面に装着する個人線量計が計測するBG値は空間線量値の
約半分程度(宇宙線はエネルギーが高いので屋内と屋外もほぼ同じで、この
比率は今後の検証必要)に下がります。

小生が専門家と一緒に二本松市内3個所のBG値を測定し、小学生の平均的な
行動パターンを考慮した場合の個人線量計が計測するBG値は約0.24mSv/yです。

この値から比較すれば二本松市のBG値は最大で1.02mSv/y(二本松市)も
過剰に差し引いている事になります。
この事を昨年9月頃に市の健康増進課に指摘したところ、今年3月に間違いを
認めH23年、H24年、H25年のそれぞれ0.2mSv/y、0.07mSv/y、H25年:
0.26mS/yvを追加修正した被ばく線量値を全児童・生徒に『お詫び』として
通知しています。
修正の理由は市庁舎に置いたコントロールバッジがラドンを検出した事による
ものとしています。

6年間もラドンの影響に気づかなかった事が常識的にもあり得ない事です。
修正値の根拠を具体的数字で市民に説明している訳ではなく、この修正値は
小生の指摘からもほど遠いものであります。
その事についても健康増進課と教育委員会に今年7月に再質問(詳細は以下
のメールをご覧ください)していますが、未だに回答はありません。

この問題を修正しても実際に被ばくしたトータルの被曝線量値が変わる訳ではなく、
追加被ばくかBGによる被ばくかの比率が変わるだけで(BG値を明記していない
事も問題!)、有った事を無かった事にする訳にはいきません。
被ばくの真実を明らかにする事は我々大人たちのせめてもの子ども達への償いで
あり責務であろうと考えます。

この間違った矮小化された追加外部被ばく線量値は政府の『放射線リスクに関する
基礎的情報 』にも記載されており、今後政府の帰還政策や賠償政策、そして国連
科学委員会やIAEA等国際機関等のレポートや全国各地の裁判等で悪用される事
を危惧しています。

又二本松市教育委員会作成の放射線の『副読本』にも掲載され、間違った内容で
小中学生に教育されています。
本件についても教育委員会に質問していますが、未回答のままです。

BG値の取り扱い(特に二本松市の問題)は放射線に関連するいくつかの学会でも
問題視されております。
二本松市及びアドバイザーの名誉の為にも早急に修正する事を期待します。

詳細については以下をご欄ください。

【二本松市の個人線量測定のデタラメ】
https://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2018-11-04

小生が専門家の協力を得て、原発事故前の二本松市のバックグラウンド値も
測定した結果の論考?を以下のブログに掲載しましたのでご覧ください。
ワードの文書も送付する事可能ですので、必要な場合はご連絡お願いいたします。

【個人線量測定で明らかになった事】
https://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2018-07-17

【二本松市民のみなさまへ】
https://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2018-11-16

【二本松市の放射能副読本のデタラメ】
https://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2018-09-21


尚、この問題は二本松市に限定したものでは無く、他の市町村でも若干バック
グラウンド値を多めに差し引いています。
福島市、伊達市、郡山市等にも当てはまる問題です。


以上よろしく再考をお願いいたします。


二本松市 ××  ×


  ‐--以下は昨年1月の第1回目の回答ーーー


×× × 様

あけましておめでとうございます。
平素から当学会活動へのご理解、ご支援をいただきありがとうございます。
このたびは、放射線防護の専門家集団である当学会へのお問い合わせをいただき、
誠にありがとうございます。
9月15日に回答をお約束しておりました件をご連絡申し上げます。
いただいた資料、ご意見につきまして、重要なご指摘を頂戴したと考えております。
当学会としては、私たちで整理した回答を学会Webに掲載することで
回答に代えさせていただきたくことをご了承ください。

http://www.jhps.or.jp/cgi-bin/report/page.cgi?id=46

今後も、当学会活動へのご理解、ご支援をいただければ幸いです。

平成30年1月4日
一般社団法人 日本保健物理学会
会長 甲斐 倫明









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