シオカラトンボがいない!

故郷は近きにありて思うもの・・・

1960年代までは、実家の前の小さな川には”シオカラトンボ”が
大量に生息していたが、1980年代?以降はほとんど姿を見なくなった。
オニヤンマやアキアカネは若干見る事はできる・・・
又、アブラゼミの鳴く声はうるさいほどだったが、
その数が減少している・・・
ミンミンゼミやヒグラシの鳴き声はよく聞こえる・・

子ども達や孫達の為にも昔(1970年代以前の)のふるさとの姿を
取り戻せないものか・・・???

現在農家が使用している農薬は1970年の使用していた農薬の量や
その毒性は小さく(少なく)なっているとの事・・・

本件についいて福島大学の某教授に確認したところ、
全国的にはシオカラトンボもアブラゼミも減少はしていないとの事。
この地域に限定した生態系の変動なのか?
みなさんの地域は如何でしょうか?

シオカラトンボやアブラゼミが飛んでいるよ!鳴いているよ!と
言う地域は教えてください。

小生の質問に対する福島大学の某教授からの見解は以下。


【シオカラトンボ】
シオカラトンボが減るとすれば,幼虫の生息環境の減少・悪化です。
シオカラトンボの幼虫は止水性のため,水田や溜池にかなり依存します
(河川の緩流域や止水域にも多少は生息していますが)。
したがって,減反や震災・原発事故のために水田が減ったり,
ネオニコチノイド系の農薬を使用したりすると,
アキアカネ同様に減少する可能性があります。

オニヤンマは河川に生息する傾向が強いので,
原因はやはり止水域の環境の変化ではないかと思われます。
ただし,アキアカネ(いわゆる赤とんぼ)が減っていなければ,
この可能性も低いと思われます。


【アブラゼミ】
全県的に,あるいは東日本でアブラゼミが減少していると言う話は聴いたことがありませんし,
県内あちこちのフィールドを回っている私の認識としてアブラゼミが減っていることは
あり得ないと思います。
アブラゼミは森林が分断されたり,樹種が単調化したりした場合.むしろ増加する種なので,
森林の完全な消滅などが無い限り,多少の環境の異変でも減りません。

もし本当に減っているとすれば,岩代町特有(現在は二本松市)の事象と思われます。
ちなみに,今年は梅雨明けが若干遅れた影響で,アブラゼミがまだ少ないようですが,
昨年までの数年間は福島市では圧倒的な数のアブラゼミが発生していました。
これは郡山市などでも同様です。

福島大学のキャンパス内などは夜に多数の幼虫が羽化場所を探してウロウロするので,
踏みつぶさないようにするのが大変なほどです。
ミンミンゼミが生息しているということは,森林環境に問題はありませんので,
アブラゼミは元々少なかったのか,むしろミンミンゼミや他のセミが多く生息する
豊かな環境があるため,アブラゼミが入り込まないのかも知れません
(ただし,高山域ならともかく,アブラゼミが入り込めないような環境は平野部にはない
はずですから,この可能性は限りなく0です)。



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