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zoom RSS 原発事故の確率の欺瞞

<<   作成日時 : 2015/05/06 11:09   >>

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経済産業省の小委員会の座長を務めているY氏とFB上で
原発コストの欺瞞、特に原発事故の確率について議論となった。
その一部を紹介する。

議論の中の『PRA解析』については以下をご覧ください。
http://www.aec.go.jp/jicst/NC/iinkai/teirei/siryo2014/siryo16/siryo1-1.pdf


【小生】
コメントありがとうございます。
経産省のコスト算出の条件として、全く出鱈目な部分は、原発事故の確率、事故時の損害額、
原発の稼働率、原発の新設費(安全度が上がったにも関わらず、4000億〜5000億円と
3.11以前と同じ金額?)、そして核燃料廃棄物の処理費用や核燃料サイクルコスト等です。

その中の事故確率手法の一つがPRA解析ですが、これは数十年前からの手法で
何ら新しい信頼性評価の手法ではありません。
条件の取り方によって結果がいろいろ変ります。
又大きな欠陥は自然災害の地震、津波、火山噴火、洪水、惑星衝突、及び内部テロ、外部テロ、
戦争等は全く考慮されてない、単なるH/Wのみの信頼評価手法で、最も重要な条件を無視した
『欺瞞だらけ・ウソだらけ』という事です。

原子炉も立地によっては津波が起こり得る海岸に近いところもあり、また、事故の影響が及ぶ
都会地に近いところもあって、「危険度」の比較は一概には困難ですが、危険の原因となる
確率を「ロシアン・ルーレット」のように数値化して掛け合わせると、すべての原子炉の危険度を
比較することができます。その手法がPRA(確率論的危険度評価)です。

原子炉の電源は福島第一原子力発電所の事故以来、全電源喪失が起きないように、
電力会社は複数系統の非常用電源を保有することが義務付けられています。
天変地異などが1,000回起きて1回作動しなくなる非常用電源を2つ設置すると、作動しなくなる
確率は1,000分の1の2乗である100万分の1となります。
100万分の1は1回の落雷で人が死ぬ確率ですから、PRAでは、安全(それ以上のことは仕方が
ない)となります。
でも、PRAでは「ちょっとしたテロ」によって非常用電源が作動しなくなることまでは計算に入れません。
コンピュータが「NA」(Not Aplicable、適用不能)として弾いてしまうからです。
これは新しい手法ではなく、従来からある信頼性を高める手法で、どんなシステム設計
(通信ネットワーク機器等)でも使用されていますね・・・

ただし、この手法だと二重化されていない部分(たとえば電源ケーブルや配管、そして原子炉等)が
津波や火山流で流されてしまいば、事故は起きてしまうので、3.11以前と何ら安全性は変わらない
という事でなないでしょうか?
PRAで計算上小さくなっても、実際の事故の発生確率は殆ど変っていないというのが実態では
ないでしょうか?
特に、自然災害の地震、津波、火山噴火、洪水、惑星衝突、及び内部テロ、外部テロ、戦争等が
考慮されていなければ・・・
最も怖いのは、マレーシア航空やルフトハンザ航空のような内部テロでしょうか?
この数字だけを(100万年に1回とか)一人歩きさせ、まさに原子力マフィア(経産省も)が
原発復活の為に原発の安全神話の復活を目論んでいるのではないでしょうか?
国民を再び騙すのでしょうか?

100万年に1回とは、人類が存在していないし、どのようにして信頼性評価するのか?
機器やシステム開発した技術者であれば、このような数字が出る事自体あり得ない事はすぐ理解できる。
原子炉や配管の劣化はしないか?原発の専門家は常識を逸脱した人種なのだろう?
1万年でも人類は存在していない可能性は大という事です。

尚、本件については、原子力の専門家(東工大教授や原子力開発機関、政府機関の委員等の
専門家にも意見を伺った上での回答です。
この内容は以前にも記載している内容と一部重複しています。
又、今回は事故の確率のPRA解析に限定した記述に留めました。 

Yさん:大変僭越ではありますが、もう少しその道の専門家の意見も受け入れ、原発ありき、
結論ありきで、単なるCo2削減からの視点では無く、もっと視野を広くし、公平で公正な視点で
自ら検証・検討することをお勧めいたします。


【Y氏】
「自然災害の地震、津波、火山噴火、洪水、惑星衝突、及び内部テロ、外部テロ、戦争等が
考慮されていなければ」とのことですが、地震、津波、洪水、はすでに考慮されていると思います。
再稼働される原発ではリスクが100万年に1回まで改善されているとは思いませんが、
稼働年数を考えれば、実用レベルとしてのリスクを下回ったものと思われます。

火山噴火は、予測ができることがやはり条件だと思いますが、現実的には対応が可能でしょう。
火山学会は「できない」と言っていますが、その理由はすでに議論した通りです。
惑星といっても小惑星の衝突でしょうか。過去、地球に落下した小惑星で地球環境が破壊された
事例が、6500万年前です。10年後にあっても確かに不思議ではありませんが、そこまで考えますか?
 
内部テロ、外部テロですが、外部テロは宣戦布告の無い戦争ということにすれば、内部テロと戦争を
考えるということになります。内部テロは無いとは言えません。戦争も可能性は無いとは言えません。
具体的な対策については、情報が全くありませんが、対策が全く取れていないとは思っておりません。

「原発ありき、結論ありきで、単なるCo2削減からの視点では無く、もっと視野を広くし、公平で公正な
視点で自ら検証・検討することをお勧めいたします」、との進言をいただきました。Tさん(小生)の
3倍ぐらいは、視野を広くもって、それぞれの一次エネルギーのリスクのガバナンスを考えるという
思考法によって、結論、というよりも、ましな妥協点を考えております。

                     【中略】

Tさんは、化石燃料よりも原発の方が危険のように思っておられるようですが、それは、正しくないと
思います。化石燃料、特に、石炭は、「善人の姿をした黒い悪魔」だと思います。
両者の比較を「もっと視野を広くし、公平で公正な視点で自ら検証・検討」してみてください。
ついでに、「無責任な浪費家」である再生可能エネルギーの評価も30%、50%、70%、90%
ぐらいのエネルギーを供給するものとして、3E+Sについて、定量的な評価を行ってみてください。
原発を含めて、どれもこれも危険人物ですから。
日本国民の全員の合意ができれば、原始時代に戻るのも一案ではありますね


【小生】

丁寧なコメントありがとうございます。ここでは原発のコストについての議論ですので、発散しないように
コストの議論に集中したいと思います。
『経産省のコスト算出の条件として、全く出鱈目な部分は、原発事故の確率、事故時の損害額、
原発の稼働率、原発の新設費(安全度が上がったにも関わらず、4000億〜5000億円と
3.11以前と同じ金額?)、そして核燃料廃棄物の処理費用や核燃料サイクルコスト等です』。

この中の一つが事故の確率です。
『地震、津波、洪水、はすでに考慮されていると思います。』とありますが、第16回原子力
委員会資料(開催日不明)によれば、地震については着手したところであり、津波や洪水は未着手です。
それ以外項目については、検討項目にも載っていないお粗末なものです。
内部テロに関しては『具体的な対策については、情報が全くありませんが、対策が全く取れて
いないとは思っておりません』とありますが、具体的にどのように対策が採られているのでしょうか?
経産省や原子力委員会からの確率論的リスク評価手法の対象になっていないリスクに対し、
電力会社が対策を自ら打っているとはとても思えません。
再稼働の為の優先順位としては低いはずです。これが新しい規制基準には含まれているのでしょうか?
確認もなく単なる想像や推測だけでの議論では小生の3倍もの視野を広くしているとおっしゃる
専門家としては如何なものでしょうか?
石炭は、「善人の姿をした黒い悪魔」だと思います』とありますが、経産省はこれをベースロード電源に
指定しています。
ベースロード電源の定義に”安い”、”安定”以外に『安全』も加えなければなりませんね・・・・・・
原発事故の発生確率だけでも多くの疑惑・疑問・ウソがあります。
事故確率以外にも損害額、稼働率、新設費、廃棄物処分費用、廃炉費用、核燃料サイクルコスト等
検証すべき出鱈目な!項目が多すぎますが、これらも必要であれば議論していければと思います。
事故の確率でさえも、経産省の試算は信頼できるものではありませんから、他の項目の出鱈目ぶりは
更にひどいものです!これらの他の件についても小生は出鱈目である確証をもっています。


【Y氏】

Tさん プラントのコストですが、コスト検証委員会のデータによれば、モデルプラントの規模が
120万kWだからではないかと思います。
まだ、きちんとした説明を受けていませんが、確認ができるでしょう。一方、ヒンクリーポイントCは、
アレバの欧州加圧水型炉で、160万kW。これは確か2倍以上の価格だったと思います。
そこで、一部中国製にして価格を下げたような記憶がありますが、資料が見つかりません。
Tさんが情報をお持ちでは。製造コストは、どうも、日本製の方がコストがまだ安いという可能性が
あるように思います。

  【以降略】


原発コストの議論は入口に過ぎない・・・





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