人生二毛作の田舎暮らし

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zoom RSS 東北を巡る旅と老婆

<<   作成日時 : 2011/10/16 10:07   >>

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岩手、秋田、山形と紅葉と秘湯
そして歴史を巡って来た。

東北自動車道を下る。
線量計を持参しながらの旅。
福島を過ぎ、仙台に近づくと、
線量計は0.1μSvと、
今回の原発事項の影響はほとんど無い。

しかし、平泉、一関にかかると
線量計は0.18μSvとやや高くなる。
太平洋に出た放射性物質が、海から内陸に
向かった為らしい。

八幡平の紅葉を愛で田沢湖高原で1泊
2日目は乳頭温泉の黒湯につかる
紅葉に染まった雄大な山々を眺めながらの
東屋の下で、乳白色の露天風呂につかる。
秘湯中の秘湯・・・・
露天風呂では誰とても言葉を交わせる・・

田沢湖を経由し角館駅前のホテルに泊まる。
駅前は駅舎やホテル、観光案内所等すべてが
武家屋敷の趣を出した黒と白の色調の低層階の建物で統一。

どこも『がんばろう東北』のポスターが・・・
しかし、角館の桜の時期にも
観光客はまったく来なかったという・・・
東北全体がこの震災からの立ち直る事を期待している・・・

角館の武家屋敷を歩いて一人の老婆に会った。
その武家屋敷に住んでいる91歳の女性。

『私は中国・大連で生まれた・・そしてビルマへ渡った・・
終戦後に最終引き上げ船に乗ったが
船が沈没・・・12時間後に救助されたという
広島や東京の焼け野原も見てきた・・・

夫は25年前に他界、今は一人で生活している。
東日本大震災で、周りの人は義援金を出したが
私はしない・・・
私の人生には良い事がなかった・・・』

ほんの5分間程度の会話・・・
この老婆は今回の震災をどう受け止めているのだろうか?
自分の人生と照らし合わせている事は間違いない・・
『何時までもお元気で』言う他に、言葉が見つからなかった・・・

今回の大震災、そして原発事故で
家族や家、そして土地を失った人々に
かける言葉が見つからない・・・
今、岩手、宮城は終戦後、しかし福島は未だに戦時中・・
今回の大震災の被災者の人生は
正にこの老婆の人生にも似ているのか・・・・

最終日は酒田の米蔵、山居倉庫と
日本一の地主本間家旧本邸等を見学
本間家の商人魂と人徳を学ぶ・・
けや木並木と黒を基調としたロマン漂う
山居倉庫がマッチング・・・
酒田の米作りと商業がコラボした典型だろう・・
ここから、京都や大阪に輸送された・・

今回の大震災で失ったものは
あまりにもあまりにも大きい・・・
ふくしまは現在進行形の戦時中・・
これからも更に多くを失っていくだろう・・・・
『がんばれ東北』
しかし、もう『がんばれない福島』

このやるせないふくしまの人達の気持ちを
誰が理解してくれるのか!!
政府の対応は、加害者としての意識すら無い・・・
そして、国民もふくしまを忘れかけている・・・
ふくしまの”恩”を忘れてしまったのか!!




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